令和2年(2020)
・新型コロナ感染症ウイルス拡大の影響で、だんじり曳行中止に伴いマップ制作・ツアー中止。
・特別冊子作製
・岸ぶら動画館(YouTubeチャンネル)との協働で5本の動画を制作、掲出
●試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ特別冊子(令和2年度版PDF)
令和元年(2019)
・車いすユーザー&赤ちゃん連れにもやさしい岸和田祭見物マップの作成
~イベント「車いすでのだんじり見物コース&マップづくりをしよう!」の開催~
※子ども会協力:中央校区、浜校区、城内校区、朝陽校区、東光校区
・車いすユーザー限定ツアー「岸和田祭試験曳き見物と疎開道俄歩き」の実施
観覧場所:市役所第2別館(本町詰め所)
・港まつり花火観覧席
●試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ(令和元年度版PDF)
<岸和田祭礼啓発大会でパネル展示とマップの配布等PR活動。駅前八町会観覧席の招待席のうち5席を車いすユーザーの席として確保していただいた。また、岸和田駅前通商店街内の野花ヘルスプロモートにてパレード見学の社会実験を実施。サザンプレスに記事が掲載された。>
【2019年度版 制作地図】
平成30年(2018)
・車いすユーザー&赤ちゃん連れにもやさしい岸和田祭見物マップの作成
~イベント「車いすでのだんじり見物コース&マップづくりをしよう!」の開催~
※子ども会協力:中央校区、浜校区、城内校区、朝陽校区、東光校区
・車いすユーザー限定ツアー「岸和田祭試験曳き見物と疎開道俄歩き」の実施
観覧場所:市役所第2別館(本町詰め所)
・まちづくりの館にて配布イベント開催 プロジェクト名を「岸和田バリアブレイクプロジェクト」に改称
●試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ(平成30年度版PDF)
<この年から、年番冊子に記事を掲載していただく。駅前八町会観覧席に車いすユーザー席が設置され視察。春木地区祭礼活性化委員会による車いすユーザー席が設置され視察。>
平成29年(2017)
・車いすユーザー&赤ちゃん連れにもやさしい岸和田祭見物マップの作成
~イベント「車いすでのだんじり見物コース&マップづくりをしよう!」の開催~
※子ども会協力:中央校区、浜校区、城内校区、朝陽校区、東光校区
・車いすユーザー限定ツアー「岸和田祭試験曳き見物と疎開道俄歩き」の実施
観覧場所:市役所第2別館(本町詰め所)
・カンカンベイサイドモールEAST六覺千手作品展会場での展示・マップ配布イベントの実施
●試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ(平成29年度版PDF)
<マップ作りに過去最大5校区の子ども会の協力を得た。この年から、観覧場所が市役所第2別館(本町詰め所)に変わり非常に見やすくなった。岸和田シティプロモーション推進協議会(kcp)との連携はじまる。>
平成28年(2016)
・車いすユーザー&赤ちゃん連れにもやさしい岸和田祭見物マップの作成
~イベント「車いすでのだんじり見物コース&マップづくりをしよう!」の開催~
※子ども会協力:中央校区、浜校区、城内校区、東光校区
車いすユーザー協力:NPO法人リアライズ
・車いすユーザー限定ツアー「岸和田祭試験曳き見物と疎開道俄歩き」の実施
観覧場所:船津橋
MAP発行に伴う設置店舗訪問開始
●試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ(平成28年度版PDF)
<マップに協賛団体の広告が掲載された。ツアーの解説にイヤフォンマイクを導入。離れていても聞き取りやすくなった。>
平成27年(2015)
・車いすユーザー&赤ちゃん連れにもやさしい岸和田祭見物マップの作成
~イベント「車いすでのだんじり見物コース&マップづくりをしよう!」の開催~
※子ども会協力:中央校区、浜校区、城内校区
車いすユーザー協力:NPO法人リアライズ
・車いすユーザー向けモニターツアー「岸和田祭試験曳き見物と疎開道俄歩き」の実施
観覧場所:船津橋
●試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ(平成27年度版PDF)
<この年から意匠六覺千手がマップ作成に加わり「ここからKit」のみなさんの協力を得て、マップ作りに「赤ちゃん連れ」の視点もプラスされた。ツアー名称が「疎開道俄歩き(そかいみちにわかあるき)」となる。>
平成26年(2014)
・試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ作成
~公開講座「車いすでのだんじり見物コース&マップづくりをしよう!」の開催~
地元の子どもたちが、車いすユーザーの生の声を聴いたり、実際にまちを歩いて、トイレの場所等も含めて車いすでだんじりを楽しめる見物コースをはじめてマップとして発行。
※子ども会協力:中央校区、浜校区
車いすユーザー協力:NPO法人リアライズ
・「試験曳き見物とだんじりの魅力を知る疎開道七町巡りツアー」の実施
観覧場所:カンカンベイサイドモールWEST三番館裏
●試験曳き用の車いすトイレ&観光名所マップ(平成26年度版PDF)
<平成26年度、東京でユニバーサルトイレの情報集約を行っている、NPO法人Checkの助成金事業として、地元の団体である、NPO法人自立生活センター・いこらーと岸和田市社会福祉協議会が参画、市民有志の協力を得て標記の企画を進めた。>
発足までのストーリー
当プロジェクトは2014年3月、東京のNPO法人Checkから岸和田市社会福祉協議会(以下、社協)への、「地元の子どもたちと一緒に岸和田祭のトイレマップをつくってみないか」という提案から始まりました。社協では2007年から、多機能トイレのある施設に「トイレOKシール」を掲示し、車いすユーザーの外出を支える「街角トイレ運動」に取り組んでおり、Checkとはこの運動を通じてつながっていました。
マップ作成には、「住友ゴム工業株式会社」の助成金が活用できるということで社協でも、この機会にバリアフリーのまちづくりを一歩前に進めたいと考え、プロジェクトチームの立ち上げに動き出しました。
まずは、車いすユーザーの存在なしには始まりません。「自立生活センター・いこらー」は、社協からの呼びかけに、「めざすところは同じ」と、参画を決定しました。そこに、自身も祭礼に関わりながら地域活性化に取り組む市民や、観光やフィールドワークを得意とするプロフェッショナルが加わり、このプロジェクトの趣旨に賛同した有志が集いました。
車いすユーザーが名所でのだんじり見物を「一生あきらめている」と知り、誰もが楽しめる祭を実現しようという思いを共有したことから、マップづくりに加え、車いすユーザーのためのツアー企画のアイデアも飛び出し「車いすユーザーも楽しめる岸和田祭実行委員会」としてプロジェクトチームが発足しました。