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誰もが楽しめる岸和田祭を!

令和三年岸和田祭をバリアブレイクの視点で取材してみて

バリアブレイクの前身 「OKトイレ活動」からのお付き合い

連続テレビ小説「カーネーション」放送を節目に、岸和田市内のさまざまなマップを制作した折…、当時、岸和田市社会福祉協議会が取り組んでいた「OK(バリアフリー)トイレ」周知活動をマップに組み込んできました。岸和田市観光振興協会公式サイト「岸ぶら」編集の業務委託を受けている手前、ことあるたびにこういった活動を紹介しているわけです。それゆえ、岸和田バリアブレイクプロジェクトにもちろん参加し、岸和田観光における一つの魅力発信として、本プロジェクトに助けてもらっています。

15年ほど岸和田祭を取材してきましたが…

欠かさず今年まで15年間、山手の十月祭礼も含めてだんじり祭りを取材してきましたが、令和三年はいまだ体験したことのない様相となりました。祭禮団体による徹底した感染拡大防止対策と、それに伴う曳行者の規模縮小ほか各種の配慮。そして岸和田市による露店の出店禁止と観覧自粛要請は、にぎわいがあってしかるべきお祭りを一変させました。駅前やカンカン場の、いわゆる観光スポットは人がまばら。そして露店がないために主要曳行コースは御堂筋線のように「道路」へ。各町の敬老席も、もちろん設置されていません。

また、露店がないために街路沿いのごみは極めて少なく、意外にも公共トイレも普通どおりでした。ある意味、にぎわいの華でもある露店がないと寂しいわけですが、無ければなしで案外、車いすやベビーカーでも容易に接近できそうな雰囲気でした。

プロジェクト関係者は「おうちでTVだんじり鑑賞

ご存じの通り「俄(にわか)歩きだんじり鑑賞ツアー」は昨年に続き中止。さらにトイレ利用サービスと、関係者の休憩場所(笑)でもあった中北町のバリアブレイクプロジェクト事務所も、感染防止の観点から閉鎖。もちろん、オンライン配信やZOOM活用のLIVEデータ配信なども検討事項でしたが、なにぶん曳行コースさえ変わるなかスケジュールも変動し、人の動きが予測できないため、これらも実施には至りませんでした。関係者でさえも、おうちのテレビで祭禮を鑑賞するということになりました。

来年の祭りに、大きな期待を寄せて

カンカン場の観覧席ももちろん設置されず、一面に覆われた紅白幕が象徴的に映った令和三年岸和田祭。一年後にはまだまだwithコロナの状態からは完全に抜け出せはしませんが、ワクチン接種の拡大、治療薬の開発などによって、これまで通りのおまつりにかなり近いかたちでの開催が可能になるでしょう。その際、今年培われた感染拡大防止対策などは大きなノウハウとして継承され、より安全な観覧環境が整っていくと推測できます。そしてそのために、岸和田バリアブレイクプロジェクトのこれまでの実績や知見を活かし、微力ながら誰もが祭りを楽しめる状況に近づけていかねばなりません。

障害者対応観覧席の設置や、俄歩きツアーの実施など令和2年、3年とお休みを頂いた我々も例年通り、いやそれ以上に活動を充実したいと思います。岸和田バリアブレイクプロジェクト自体、まだまだご存じない方が大半であり、認知度が低いなど課題は山積しています。関心のある方、関係者を大いに巻き込むような活動の拡大も重要で、やはりお若い方々の関心喚起を図らねばなりません。祭禮団体においても、令和4年体制への引継ぎが行われています。世代交代というか新陳代謝というか…人的な敬称は不可欠になっています。

我々も今年の祭禮終了を節目として、心機一転精力的に活動せねばなりません。プロジェクト関係者のみではなく、多くの方のご支援、ご協力も必要です。まずは岸和田バリアブレイクプロジェクトを知っていただくことから…次の祭りに大いなる期待を込めて。何せもう、お付き合いも永いので。運命共同体化してます。

有限会社ピューパ
渡邉 隆

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