今年度も、NPO法人自立生活センター・いこらーと、岸和田市社会福祉協議会が共同事務局としながら、祭礼関係者の皆さまをはじめ、多くの関係機関、団体のご理解とご協力を得て、充実した企画を進めていきました。マップ作成にあたっては、28の企業・団体の皆様から協賛を頂きました。
【企画の概要】
①車いすユーザー&赤ちゃん連れにもやさしい岸和田祭見物マップの作成
~イベント「車いすでのだんじり見物コース&マップづくりをしよう!」の開催~
地元の車いすユーザーと学生ボランティアが、実際にまちを歩いて、トイレの場所等も含めて車いすでだんじりを楽しめる見物コースを考えました。マップは6,000部作成し、観光客をはじめ、障がい者や子育て世代に配布しました。
②岸和田地車祭禮関係者合同会議への出席
今年度は岸和田地車祭禮関係者合同会議に出席させていただくことができ、代表が挨拶と車いすユーザーが祭礼へ参加することの意義を説明する機会をいただきました。
③岸和田地車祭禮年番発行『年番冊子』および
岸和田駅前通商店街発行『サザンプレス』への寄稿
昨年に引き続き、『年番冊子』に、また今年度初めて『サザンプレス』に当プロジェクトを取り上げていただきました。冊子は、市内の関係者に配布されています。
④WEBによる情報発信
車いすでだんじりを楽しめる見物コースのマップ発行など、これまで取り組んできました様々な活動を岸和田市内に限らず、全国に届けるためWEBによる情報発信をしました。
⑤車いすユーザー限定ツアー「岸和田祭試験曳き見物と疎開道俄歩き」の実施
岸和田地車祭禮年番はじめ各種祭礼団体、本町の皆様・浜地区市民協議会の皆様のご理解とご協力を得て、9月16日(金)の試験曳の際、だんじり見物と、疎開道、七町の提灯だんじり巡りツアーを実施し、だんじり祭の勇壮さと芸術としてのだんじりの魅力を味わっていただきました。
連合若頭連絡協議会の皆様からは、うちわやタオルをいただきました。他にもたくさんの心遣いをいただき、参加者全員が楽しめるツアーとなりました。
〔参加者〕車いすユーザー7名 介助者8名 ボランティアスタッフ6名 実行委員10名
〔参加費〕車いすユーザー2,000円 介助者・見学者等 1,000円
〔協力〕有限会社ピューパ 渡邉 隆氏
参加者の声
□目の前をだんじりが通る迫力を感じられる。
□だんじりの解説があって、気になったことも教えてもらえる。
□祭礼関係者の皆さんにあたたかく声をかけてもらえる。(祭に参加している感が良い)
□やりまわしを初めて見ました。よかったです。
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